業務量や機器設備の稼働状況にあった電気使用量かどうか、チェックします。
また、年間電気料金合計を年間電気使用量で割った平均単価(円/kWh)を算出することにより、高い電気を使っていないかどうかも確認できます。
■従量電灯Aの例
■低圧電力の例
・7月、8月の使用電力量が多くなっています。一方、5月の使用電力量は、たいへん少なくなっています。
・下図は、基本料金と従量料金をみたグラフです。
・基本料金の割合がたいへん高く、単価の高い電気を使用しています。
・空調機の使用の場合によく見られる例です。契約内容、機器の稼働状況等の調査が必要となります。
電気と同様に、業務量や機器設備の稼働状況と比べてチェックをします。
ガス、重油等の場合、購入量は把握できても、月間の使用状況を把握している例はあまりありません。使用エネルギー量削減の観点だけでなく、製品原価分析、販売経費分析など経営分析の視点からも把握が必要です。特に、計量器がなくてデータを収集できない場合は、是非、計量器の設置をご検討ください。
事業所の営業実態等からガスの用途別使用量を推測することもできます。
下図の事例の場合、ほとんどが空調機に使用されていて、特に暖房の使用割合が多くなっています。
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