■需要電力の把握
デマンドレコーダーにより工場全体の需要電力の日間推移を把握します。
分析ポイントは、設備・機器の稼働状況との整合性の確認、特異的な変化の考察、不要な稼働状況の抽出などです。
■1週間の推移

・1週間の連続測定により、業務変化に伴う需要電力の推移の実態を知ることができます。
・深夜早朝の業務を行っていない時間、昼休憩時の変化、特定時間に見られる需要電力の上昇などを分析します。
・業務の実態と異なる電圧変化は、省エネポイントです。電力の上昇の仕方、最大電力の推移なども要注意です。
・特に長時間連続して記録されている電力は、業務の方法等も含めて改善を検討したいものです。
■季節ごとの推移

・夏期、冬期、中間期の代表的な推移を比較することで、冷暖房負荷の変化等を知ることができます。
・冬期、夏期の工場内作業環境の管理、空調機の管理に無理・無駄がないか検討する材料になります。